亡くなった方々のために 祈り 明るい未来を願おう

被爆77年目の広島・長崎から平和を祈って SNSキャンペーンをおこないます

核兵器だけではなく、戦争・新型コロナウイルス感染症・自然災害・紛争・人種差別など、平和に対するすべての脅威による犠牲者を悼み、平和への祈りを捧げることを呼びかけます。核兵器がない世界と聞いて,あなたはどのようなイメージをお持ちですか?明るい未来が見えないような気持ちになる今,あなたが描く具体的な「核兵器のない未来」を描いて,世界に共有してください!

なぜいま?

 

広島・長崎に原爆が投下されてから77年。核兵器の非人道性は国際的に認知され、核兵器禁止条約が2021年1月に発効し、核兵器は法的に禁止されました。しかし今もなお、世界には1万3千発を超える核兵器が存在します。

さらに、ロシアのウクライナ侵略・絶え間ない自然災害・紛争・人種差別・貧困に加え、新型コロナウイルス感染症は多くの人に不安や恐怖をもたらし、世界は分断の危機に陥っています。

この77年間、世界に核爆弾が投下されなかったのは、日々の努力と外交力、そして優しさと幸運の賜物です。しかし、日本への原爆投下を記憶している世代が去り行く今、私たちは、テロ、サイバー攻撃、人工知能、軍備管理体制の悪化など、新たな現代的脅威に直面しています。核災害のリスクは、ここ数年で最も高くなっていると専門家は警告しています。

コロナで延期されていた核兵器不拡散条約運営検討会議がニューヨークで開かれるこの夏こそ,より安心で明るい未来のために私たちが一つになることができたら。その願いを込めて,へいわ創造機構ひろしま(HOPe)と核脅威イニシアティブ(NTI)は、広島県・長崎県と共に #CranesForOurFutureキャンペーン(未来へのおりづるキャンペーン)を今年も実施します。

世界の様々な脅威に立ち向かうために、平和の象徴の持つ力を、私たちの手を通して羽ばたかせましょう。おりづるを折ることで、となりの人、そして遠くの人ともつながり、共通のアクションを行う輪が広がっていきます。人と人とのつながりを通じて、私たちは将来の世代のために、持続可能で平和な、よりよい社会を作ることができると信じています。

将来、核兵器や様々な恐れのない世界がついに実現した時には、みんなで思い返して言いましょう。「あのとき,みんなでいっせいに行動し,呼びかけたからできたんだね」と。

どうして
おりづる?

 

おりづるは、世界共通の平和のシンボルです。

これは2歳のときに広島で被爆し、10年後に突然白血病と診断され、8か月の闘病生活の末に亡くなった少女、佐々木禎子(ささき・さだこ)さんの実話に基づいています。

闘病中、禎子さんは古くからの言い伝えのとおり、おりづるを千羽折ると病気が治ると信じて折り続けましたが、願いはかないませんでした。その後、広島の平和記念公園に「原爆の子の像」が建てられるきっかけにもなった彼女の物語は世界に広まり、おりづるは平和の象徴として知られるようになりました。

私たちについて

#CranesForOurFuture は,へいわ創造機構ひろしま(略称HOPe)と核脅威イニシアティブ(NTI)の企画のもと,広島県と長崎県と共同主催で,核兵器のない安全な未来を目指して活動する多くの団体や研究施設,著名人などと幅広く連帯してゆくプロジェクトです。

お問い合わせ先

へいわ創造機構ひろしま(HOPe)

[事務局:広島県平和推進プロジェクト・チーム]

hope@hiroshimaforpeace.com
082-513-2366